子供

【ついやってしまってる】比べると子供の自己肯定感を下げる3つのもの

子供と接しているとついつい何かと比べてしまって子供の気を悪くしたり、やる気を失ったりしてませんか。

よくあります。なんでか子供が元気ないみたい。
ひろっち
ひろっち
子供は比べられるのが嫌いです。特に「同じ世代の子」「兄弟姉妹」「昔の自分」と比べられると、自分自身のことが嫌いになる可能性があります。

最近、よく聞く自己肯定感ですが、これがないと、自信がなく、優しい子供になれず、新しいことにチャレンジする意欲がなくなります。

実は、子供が自己肯定感を失う理由は、親が比べてしまうことで自分自身に能力がないとおもいこんでしまうことがあります。

自己肯定感

自分自身を認めることができる力・感覚

新しいことや、やったことがないことにチャレンジする原動力

 

こんなひとにおすすめ

つい子供を何かと比べてしまう

注意したつもりが子供がやる気を失う

よい比較ってあるの?

同じ世代の子供と比べる

子育てをしているとつい周りの子と比べてしまいがちです。

特に教育熱心で情報収集が好きな親ほど、

「○○ちゃんはやっている。○○くんはこれはできている。」という噂話を含めていろんな情報が入ってきます。

 

もちろん、そういった事実はあるのでしょうが、「ほかの子と比べて自分の子供が劣っているや、遅れている」と思うとそれが言葉に出てきます。

自分では、心配しているつもりでも子供が聞いたら、「なんでうちの親はできていないことばかり言うんだろう。」「どうせ自分は○○ちゃんよりできないし。」と感じてしまいます。

習い事だと、ついつい「○○ちゃんは塾に行き始めた、○○くんは英語を習っている」という言葉も入ってきます。

塾の人
塾の人
みなさん入っていますよ。早く始めたほうが有利です。遅れをとらないうちにお早めに

というような言葉で勧誘されると、どうしても我が子のことが心配となり入れてしますことでしょう。

ただ、子供が本当にそれをしたいと感じていない場合は、余計に勉強が嫌いになり逆効果となる可能性もあります。

まだ、その時ではないにも関わらず、まわりに振りまされると親子ともどもしんどくなるので、周りの情報はうのみにせず、周りの子供と比べることはやめましょう。

<使ってはいけないフレーズ>

Aくんはちゃんとやっているのに、あなたはできていない。

Bちゃんはもう○○できるんだって。

兄弟姉妹と比べる

これは、親ならばまったく平等に接していると感じているはずです。

事実、僕も分け隔てなく育てているつもりですが、

ひろっち
ひろっち
自分の親を考えた際に、「弟のほうが、よくしゃべって、スポーツもできてお気に入りだ。」っと今も感じています。

それくらい、どんなに親は平等に設置していても、兄弟姉妹は絶対に自分よりほかの兄弟姉妹を大切にしていると感じてしまうものです。根深い。。。。。。

とにかくに同じ親に育てられると、同じ条件の中なのに明らかに差ができてしまう、

「お兄ちゃんだから、弟だから、お姉ちゃんだから、妹だから」をつい言ってしまう、

どうしようもないのですが、永遠のライバルなのです。

 

その中で、「お兄ちゃんは、○○ができていたのに。」「妹はきちんとしているのに、なんでお姉ちゃんはできないの?」などという、

<使ってはいけないフレーズ>

Aはできているのに、Bはできていない

お姉ちゃんは○歳の時にはもうできていたのに。

という発言は、言った本人は気づかないけど、絶対に子供の胸に刺さります。

 

いや、本当に気を付けても気を付けても出てしまうので、とにかく「一人に対して」いうように心がけましょう。

子供たちは、「親の言動や行動」にものすごくアンテナを働かせていますので、油断しないようにしましょう。

もし、本当にどちらかがかわいいなんて思っていたら、それは子供には1000%になって伝わってしましますよ。

ひろっち
ひろっち
うちの奥さんも「お姉ちゃんはこんなところでテスト間違えなかったのに、妹はなんでこんなに間違うの?」って僕に言いますが、「いいじゃないか。それも含めて個性だよ。」と伝えています。気を付けないと。

昔の自分と比べる

そして、最大に不毛な比較「昔の自分と比べることです。」

とくに同性の子供にやりがちです。幸い(?)僕には娘しかいないので、あんまりしないのですが、奥さんはいつもやっています。

奥さん
奥さん
私が3年生の時には、もっとお手伝いをしていた。宿題もきちんとして早く寝ていた。

我が家でもよく聞くフレーズです。

残念ですが、私たちが育った時代と現代は違います。

そして20年~30年という時間は私たちの記憶を美化してくれます。

よくよく考えてみてください、「昔は家にスマホはなかったし、ゲームはなかったし、そもそも自分も勉強していたのか。」だいぶ怪しいものです。

つい、自分はできていたはずという勝手なイメージをもってしまい、子供をそのイメージと比較してしまう。

<使ってはいけないフレーズ>

お父さんが子供のころは、きちんとしていたのものだ。

お母さんが子供のころは、親の言うことをきちんと聞いていた。

自分の胸に手を当てて冷静に思い出してみてください。たぶん、嘘です。きちんとしていないし、親の言うことをすべて聞いていたわけではありません。

まとめ 少し前の子供自身と比べよう

人間、大人も子供もできていないところばかり目につきますが、何より大事なことは、「できていないことは自分が一番よく知っている」ことです。

できてないことは、言われなくても気づいているのに、一番近い人からそれを指摘されると本当にダメ押しをされてしまいます。

じゃあ、比べることはしてはいけないのか?というとそうではなく、

「少し前の子供自身と比べて」あげましょう。

ひろっち
ひろっち
前はここまでしかできなかったのに、こんなにできるようになってすごいね。きちんと練習して偉いね。

とにかくできたことを、少しでも上手になったこと、そのプロセスを見つけて伝えてあげると子供は自分のことをきちんと見てくれていると感じます。

周りの子供と比べる

兄弟姉妹と比べる

昔の自分と比べる

少し前の子供自身と比べる

できたところを認めてあげる

 

本当に、優秀な人、真面目な人ほど注意してもつい出ていますので、気を付けて接してあげてください。この違いで将来の親子関係にも影響がでてしますますよ。

ひろっち
ひろっち
ちなみに、これ大人にも言えますので、ぜひ参考にしてください
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ひろっち
ひろっち
こんにちは、ひろっちです。 娘(当時5歳)に教えてもらった「お尻をふれば元気になるよ」をモットーに、会社員をしながら、日々の気づきや失敗談、元気になる情報を発信するブログを目指してます。 イメージの限界が自分の限界!明るく楽しく頑張っている人を応援してます。