子供の話言聞けてますか。もしくは聞けた気になっていませんか。
先日も、三女からお母さんは話を聞いてくれない。と訴え。
うちの家庭は三姉妹がいるので、はっきり言って「うるさいときは本当にうるさい」です。
でも、うるさい中でも、忙しい中でも子供の話は聞いておかないと。
そうなんです。子供の話の聞き方には注意するポイントがあります。
三姉妹の父であり、娘たちと今のところ良好な関係を築いている僕が失敗例と、うまくいくための原則をあわせてご説明します。
子供が最近話をしてくれない
うまく子供と話が続かない
兄弟姉妹がいて誰から聞いたらいいかわからない
子供の話を聞けていない事情

お父さんも忙しいと思いますが、家庭ではお母さんが大忙しですよね。
我が家は奥さんが退職し、時間に比較的余裕ができました。
以前は、僕より奥さんが忙しかったので、本当に子供の話を聞くことができていませんでした。
退職した今でも、三女の発言はドキっっとさせられました。
1.いつ話しかけてくるかわからない。忙しい時に話しかけてくる
2.同時に話しかけてくる
3.話が分からない。
自分も仕事でもやりがちだなって思います。
忙しい時に要領をえない話を上司にしてしまいます。
仕事だったら、話し手としてしっかりまとめる必要がありますが、
ここは家、ましてや相手は子供です。
仕事でできることが、家庭でできるか試されます。
やりがちな失敗例

やりがち1 ながら聞き
家庭では、ごはんづくり、食器洗い、洗濯、掃除など今しかできないことがありますよね。
そのほかにも、テレビを見ながら、とかスマホをしながらという、他人から見たら全然急ぎじゃないようなこともあります。
ながら聞きって本人はしながら聞けているように感じますが、
相手にとっては聞いていないとしか見えないので、「聞けている」つもりで、「聞いていないように見えている」と差が大きいです。
子供から見れば、テレビやスマホはもちろんですが、家事よりも自分のことを優先してもらいたいのです。
もし、お皿を洗っていても、一度とめて聞いてあげましょう。
やりがち2 話の腰をおる(最後まできかない)
子供の話って、シンプルな時もありますが、なかなか分かりづらかったりすることありますよね。(もちろん、大人もありますね。)
実際に一言でいうと、
あたりまえですね。だった子供なんですから。
つい話を聞くときに何が言いたいのか、推測してしまいがちですが、子供の場合は、取り留めない話や、突拍子もない話が、実は落ちがない話などがほとんどです。
もちろん、それでも伝えるという努力や経験を積むことで上手になっていくわけで、
決して最初からうまいわけではありません。
原因はこの辺にありそうですね。
一見すると関係ない話の中に、実は子供が伝えたいことが、まだ伝えきれずに残っている。
本当はそれを言いたいのに、うまく言葉にできない。
やりがち3 後にしてという
忙しい時にこそ話しかけ来る子供たち。
完全に愛を試されていますね。
大人である自分でも、話しかけに行くタイミングは
1.ようやく話がまとまった
2.思いついて、とにかく今伝えたい
になります。
大人でもなかなか相手のタイミングなどを図ることがむずかしいので、
子供が思い立って話しかけてくれる時が、その時なのです。
ようやく、話す準備ができたのに、「後にして」はあまりに子供には残酷なんですね。
後回しにされるということは、私より大事なことがあるという疑念をいだかせ、
私より大事なものがあると思われてしまいます。
効果的な聞き方

わかってます。わかってますけど、やっぱり
話してくれる時にしっかりと話を聞きましょう。
手を止め、目を向け、ゆっくりと受け止めましょう。
「そのとき、何を思ったのか。」、「そのとき、何をしたのか」をいっしょに聞いてあげると、本人も気にしてなかった、本当に話したかったことが聞けるかもしれません。
子供の話を聞いてあげる効果
・話のが楽しくて好きになる
・自分は大切にしてくれると理解し、積極的になる。
・親の言うことを聞いてくれる。
こういったところで、コツコツ信頼を積み上げないくは。
まとめ 話してくれているときにしっかり聞こう
我が家を例にとりながら、子供の話を聞くときに意識することをまとめました。
やりがちな失敗例
聞き方を意識しないと、
やりがちな失敗例になります。
ながら聞き
最後まで聞かない
後回し
これは子供も話したくなくなりますよね。
意識すること・考え方
聞き方を意識しないと、
まだ話す準備ができていないけど
こっちの都合が良いタイミングで、
無理やり話を振ってみる。
になり、大人でもなかなかうまく話ができません。
話してくれる時に
しっかりと手を止め、目を見て
話を聞きましょう。
そのときに感じた事、したことも聞く。
子供の話って、予想がつかないのがいいところです。
(あっ、夫婦は予想付けないと失敗します。)
番外編 大人だったらため息はチャンス
大人も今回の内容は使えると思います。
でも自分から進んで話を聞いてってくる人は少ないです。
ため息ついているときがチャンスです。
何か思っていることがあるはず。何もなしでため息はつきません。